2017.04.28
ファイルメーカーによる内製化支援からの学び
現在、あるお客様へファイルメーカーによる
「内製化支援」をさせていただいています。
当社はこれまで「内製化支援」という形を
そんなに多くは経験していませんが、
毎回、新しい気づきや、貴重な経験をさせて頂いていると感じています。
現状は、お客様の内製状況や要望の概要確認、
ファイルメーカーの導入に関する
技術的なアドバイスや支援、提案などを行っています。
お客様もファイルメーカーの
特性や利点を理解されており、
それらを現行業務の改善に役立てようと
考えていらしゃいます。
・作業指示者と作業者、また管理者とのスムーズな情報共有
・画像ファイルによる作業指示の明確化
・タブレットによる情報参照及び入力の改善
・現場からのフィードバックに対応できる柔軟性や拡張性
・ローコーディングによる短期間開発
これらファイルメーカーの利点を
最大限活かした業務改善を計画されています。
ただ、ファイルメーカーで内製化すれば
良いことばかりかというと、そうではなく
ファイルメーカーに限らず、
「内製化」自体にデメリットや注意点があります。
例えば、、
・知識量、技術力、経験値の不足
・内製開発者の工数や負荷増
・部分的/限定的な最適化
・システム/ソフトの属人化
等に関しては、
気をつけておかなければなりません。
私たちが思うに
小中規模のシステム開発に限って言えば、
今後は「内製化支援×協同開発」が
主流になるのではないかと感じています。
「外注」と「内製化」の長所・短所を理解し
それらを補完するような
開発スタイルやビジネスモデルを
考案していこうと思います。
お客様と私たちが、
お互いに理解・協力し合い、
コミュニケーションを上手くとりながら
Win-Winの関係を維持できるような
「協同開発」が実現できたら、
本当に素晴らしいですね!
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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