2021.09.30
「作業報告書タブレットシステム」をMicrosoft Accessで実現!②

今回の記事は、以前、当ブログでご紹介しました
「工事現場での「作業報告書タブレットシステム」をMicrosoft Accessで実現!?」
の続編になります。
名古屋にある設備工事の企業様より、
基幹システムの再構築のご依頼を頂いたなかに
「工事現場の働き方改革」、「ペーパーレス化」ということで
タブレットを利活用したシステムの構築のご依頼を頂きました。
今回のシステム開発では「Microsoft Access」で実装しました。
Microsoft Accessを選択した理由
①スクラッチ開発なので、お客様のご要望に細やかに対応できる。
②Accessなので、クラウドのようなランニングコストがかからない。
③Accessも、FileMakerや4Dのように「データベースとレイアウトが一体型」なので
開発効率が比較的よく、工数低減がねらえる。
④お客様先の情報システム室(MicroSoft技術者)と協業が可能。
⑤現状、既に現場ではWindowsのノートPCが支給されていたり、
基幹システム(VB.Net、SQL-Server)とのデータ連携も
同じテクノロジー(MicroSoft)どうしなので親和性が高い。
等です。
実際の開発手法は、「アジャイル型」を採用したので
工数が低減でき、想定よりも早くリリースすることができました。
また、実装機能や品質、使いやすさの点においても
プロトタイプ版を作成し、それをたたき台ソフトとして
評価、フィードバックを頂き、ブラッシュアップしていきましたので、
要望や仕様の齟齬が殆どなく、
「イメージ通り以上のもので、とても使いやすい」と評価を頂けました。
実装した便利機能
今回の「作業報告書システム」は
モバイルデバイスとしてMicrosft Surfaceでの
運用を前提として開発されています。
①基幹システムのマスタや受付データと通信し、
同期をとってタブレット上に一覧表示する。
②「受付情報一覧」上で、様々な条件による検索や
データの参照作成等が可能。
③作業内容の情報入力の際、入力の手間を減らす
機能や工夫が施されている。
④「手書きサイン」の入力が可能。
⑤作業報告書等の添付書類をPDFファイルにし、
ボタン一つでお客様や事務所にメールで送付可能。
⑥現場のデバイスと基幹システムは定期的な通信で
同期され、データの連携がなされる。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
昨今、便利なクラウド型のシステムやサービスが多い中、
昔から利用されているAccessで、ここまで利便性の高いシステムが
短期間で、リーズナブルに構築できたことに驚いています。
言葉の説明だけでは、伝わりづらいと思いますので
Accessでのタブレットシステムに興味をもたれましたら、
是非、お問合せ下さい。
デモをご用意してお待ちしています。
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