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導入事例:Accessの不具合解消と属人化防止を同時に実現 (自動車販売企業様)

導入事例:Accessの不具合解消と属人化防止を同時に実現 (自動車販売企業様) | 導入事例

導入の背景


自動車販売企業であるお客様は、長年Microsoft Accessを活用し、業務データ管理を行っていました。
しかし、利用者やデータ量の増加に伴い、以下のような課題が顕著になっていました。

  1. Accessの起動や動作が遅い
  2. 複数ユーザーでの同時編集時にエラーが頻発
  3. データベースが肥大化し、バックアップやメンテナンスが困難
  4. 担当者によって運用方法が異なり、属人化(特定の人に依存)が進行

特に「バックアップ用NASへのアクセスが集中した際の処理遅延」が深刻で、業務全体の生産性に影響を及ぼしていました。

こうした事情を受け、お客様から「Accessを完全に廃止するのではなく、運用を継続しながら不具合を改善したい」というご要望をいただきました。

NAS:社内のパソコンからネットワーク経由で利用できるデータ共有用の保管装置のことで、複数人が同じデータを安全に保存・管理することが可能です。

 

導入の決め手

そこで、システムクリエートが提案したのは、「Accessはフロントエンドとして継続利用し、バックエンドをSQL Server Expressへ移行する」方式です。

・フロントエンド:画面操作や入力フォーム、帳票出力など、ユーザーが直接操作する部分
→ 現場の使い勝手はそのまま維持

・バックエンド:データの保存・管理・同時処理を担う中核部分
→ 大量データや複数ユーザー利用でも安定した動作を実現

このように役割を分離することで、「使いやすさ」と「安定性」を両立しています。

お客様が導入を決めたポイントは以下の通りです。

  1. SQL Server Expressは無償で導入可能
  2. Accessの操作感を維持できるため、現場の学習コストがほぼゼロ
  3. 複数人での同時編集でも安定したデータ管理が可能
  4. アクセス権限やログ管理により、運用の標準化が実現
  5. 現行システムを維持したまま段階的な改善が可能

 

導入後の効果

日中の遅延がほぼゼロに

NASへのアクセスが集中する状況でも、動作が大きく改善されました。
Access単体で運用していた際に発生していた遅延はほぼ解消され、安定稼働を実現しています。

同時編集のエラーが激減

SQL Serverによるデータ制御により、複数人での同時作業でも業務が滞りなく進行できるようになりました。

属人化の解消

権限管理と運用ルールの統一により、「担当者が変わると運用できない」という問題が大幅に解消されました。

保守・バックアップの安心感が向上

SQL Server側でバックアップ管理が可能となり、データ保全性が大きく向上しました。

 


Accessの弱点(肥大化・同時編集・保守負荷)は、SQL Server Expressと組み合わせることで大幅に改善できます。

すぐに改善したい」「コストを抑えたい」という企業様にとって、非常に有効な手法です。

システムクリエートでは、Access改善やSQL Server移行に関する豊富な実績とノウハウを有しています。
同様のお悩みがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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