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画像もデータにできる!? Power BIで“見える化”の新常識

画像もデータにできる!?  Power BIで“見える化”の新常識 | その他

データ分析やビジネスインテリジェンスの世界は、近年目覚ましい進化を遂げています。

特に、Microsoft Power BIは、誰もが手軽にデータの“見える化”を実現できるツールとして、多くの企業や組織で導入が進んでいます。

 

これまで数値やテキストデータの可視化に主眼が置かれてきた「Power BI」。

ですが、近年「画像データによる分析」という新たな可能性にも注目が集まっています。

 

 

画像も“データ”として扱える時代へ

これまでのPower BIは、売上、顧客数、在庫推移、アンケート結果といった「数値」「文字列」データの分析・可視化が中心でした。

 

しかし近年、AI技術の進展により、数値データを画像として表現することが身近になってきました。

Power BIでも、こうした画像を取り込むことで、データの意味をより直感的に伝えることができるようになっています。

 

これにより「現場感」「イメージの直感性」画面上で表現できます。

 

 

【案件事例】:工場設備の異常検知と“見える化”

 

弊社に最近お問合せいただいた事例として、ある開発施設の装置について設備の稼働状況や異常検知を見える化したいという案件事例があります。

元々設備の概略図を商談スペースの大型サイネージに表示させていました。

ですが、各設備の状態を測るまでに至らず、進捗状況をリアルタイムに把握したいというご要望でした。

 

既にPower BIを導入されており、画像イメージは協力会社にご用意いただきました。

そのデータをもとに、データベース上で一定の数値を検知した際にアラートを表示。

また、各設備の稼働状況をデータベースで吸い上げて、各設備の状態が一目で分かる仕組みの改修を行いました。

 

結果、お客様の商談スペースにある大型サイネージに表示させた際、各設備の稼働がより分かりやすく“見える化”を実現させました。

 

 

今後の展望と“見える化”の未来 

 

画像データの分析とPower BIの融合は、ビジネスインテリジェンスの新たな常識です。

AIやクラウドサービスとの連携によって、膨大な画像も“見える化”の一部として活用できます。

 

これからのデータ分析では、数値や文字情報だけでなく、現場の「リアル」を捉える画像データも積極的に取り入れ、その価値を最大化していくことが求めれるでしょう。

システムクリエートではこのようなデータを可視化する為の改修対応も可能です。

類似のお困りごとがあれば、お気軽にお問い合わせください。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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