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プログラミング的思考を育てる!?

プログラミング的思考を育てる!? | ビジネス

高校では既に選択科目ながらも履修中。
2012年からは中学校でプログラミング教育必修化。
2020年には小学校でもプログラミング教育必修化。

 

『昨日の常識は今日の非常識』なこの業界で飯を食っている身としては、
今覚えたプログラミング言語が、
小学生のこの子達が就職する頃に使えるのか?・・・と、
老婆心ながら少し調べてみた。

 

”プログラミング的思考を育てる

プログラミング的思考とは
自分が求めることを実現するために、必要な動作や記号、
またそれらの組み合わせを考え、
どのように改善すればより意図したものに近づくのか
を考える論理的思考」だとのこと。

プログラミング教育を通して、育成すべき資質や能力は、

「知識・技能」
「思考力・判断力・表現力等」
「学びに向かう力・人間性等」

とされています。

知識・技能

(小学校)
身近な生活でコンピュータが活用されていることや、
問題の解決には必要な手順があることに気付くこと。

(中学校)
社会におけるコンピュータの役割や影響を理解するとともに、
簡単なプログラムを作成できるようにすること。

(高校)
コンピュータの働きを科学的に理解するとともに、
実際の問題解決にコンピュータを活用できるようにすること。

 
思考力・判断力・表現力等

・発達の段階に即して、「プログラミング的思考」
(自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、
一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、
記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、
といったことを論理的に考えていく力)
を育成すること。

 

学びに向かう力・人間性等

・発達の段階に即して、コンピュータの働きを、
よりよい人生や社会づくりに生かそうとする態度を涵養すること。”

 
引用元:小学生段階におけるプログラミング教育のあり方について(議論の取りまとめ)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/122/attach/1372525.htm

 

私の想い・・

新しい授業科目が新設されるわけではなく、
既存の授業内で”プログラミング的思考”を促すとの事。

自治体によってはゲーム感覚で学べるように
色々なアプローチを試しているようです。

パソコンがまだマイコンと呼ばれていた頃に
コンピュータを触り始めた自分は、
当時、雑誌に掲載されたゲームのプログラムリストを
打ち込んで遊ぶところから始まりました。

入力ミスやら雑誌の掲載ミスやらで動かないゲームを
悪戦苦闘しながら解析し、デバッグや改造をしたのが懐かしいです。

パソコンやコンシューマー機では、
簡易的なプログラムを作成する必要のあるゲームもいくつかあったりして、
旧くは、NEC PC-8801用の「コムサイト」やNEC PC-9801用の「地球防衛軍」、
SONY PlayStaysion用に「カルネージハート」シリーズ等々が思い浮かびます。

最近だと「マインクラフト」のレッドストーン回路や、
ゲームではないですが、LEGOブロックのマインドストーム等があり、
実際の教育現場に導入している事例もあるようです。

 
少し話が横道にそれましたが、プログラミング的思考の話。

なるほど、物事や手順を考えるうえで
ロジカルな思考法は人が生きていく上で
役に立つ機会は多そうである。

考え方や発想に重きを置き、
実際にプログラムを作成(コーディング)するわけではないのに納得しました。

ただ、コンピューター業界で飯を食っている身としては、
プログラミング的思考以上に
人と話すスキルは必須だと思います。

社内での打合せもそうですが、お客様との会話は仕事柄欠かせません。

我々はコンピュータを用いたシステムおよびプログラム開発を行っていますが、
コンピューターの向こう側にはそれを使う人間がいるんです。

それを忘れたプログラミング的思考は、
生身の人間との間に必ず齟齬が発生します。

 

”相手の立場に立って考える気持ち”を大事にする会社でありたいと思います。

 
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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https://www.syscr.co.jp/news/p1176/

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