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With/AfterコロナのICT戦略

With/AfterコロナのICT戦略 | ビジネス

 

昨今のコロナの影響で、
私たちのお客様にも2通りの動きが出てきていると感じています。

一つは

コロナがどうなるか分からないから動かず現状維持

を決め込むお客様、そして、もう一つが

コロナだからこそWithコロナ、Afterコロナを見据えて今から動き出そう

という2種類のお客様がいらっしゃいます。

 

直近の例で言いますと

 

・「10年前に構築した基幹システム(VB.NET)を刷新し、2023年10月からのインボイス制度に対応した次世代基幹システムにリプレイスしたい。」(食品卸関連企業様)

・「Accessで構築した業務システムが古くなり、サーバ機導入と共にマイグレーションから始め、将来は機能の統廃合と拡張、タブレット等のマルチデバイスでの業務システムと現場(工場/営業)との連携を実現したい」(陶器・セラミック製造販売企業様)

・「現在、業務システム(Access)で運用しているが、インターネットやSNS、WEBサイトと連携できる次世代に対応できる業務システムを構築したい」(不動産関連企業様)

 

などのご要望をお受けしています。

上記のお客様は、コロナ禍で様々なネガティブな影響を受けながらも
過去と現状を冷静に捉え、将来に向けての決断をされた企業様だと思います。

 

 

コロナはよいきっかけ!?

数年前から、新たな技術の存在や有用性ついて
また、今後の社会や経済状況がどうなっていくか
何となく理解はしていて、何か手打ちをしなくては
と思ってはいたものの
いざ、動くとなると「もう少し先でいいか・・」と
経営層も管理層も現場も考えていたのではないでしょうか。

人は、基本的に変化を嫌うものなので
しかたがないとは思いますが、
現在のコロナ禍で、否が応でも動かざるを得なくなった
というのが実情ではないかと思います。

コロナ対策も喫緊の課題ではありますが
その他にも今後の大きな課題として

 

労働人口の減少
WEB技術(オンライン)や新技術(AI、IoT等)への対応
大量データのビジネスへの活用

 

等も考慮した上で、自社独自のICT戦略を立て
実行していかなくてはならないでしょう。

 

 

 

「3フェーズ開発」で次期システムへ

コロナ禍だけではなく、近い将来の状況を考慮すると
動かなくてはいけないということは分かったが、
いったい何から手を付けていいのか分からない
といったお客様が多いのも事実です。

そのようなお客様に、私たちは「3フェーズ開発」を提案しています。

3フェーズ開発では、以下の3つのフェーズに分けて開発を行います。

 

1)マイグレーション(既存技術のアップデート、データやシステムの移行)

2)ブラッシュアップ(既存システム解析、機能の調整・改修・改善・追加・拡張)

3)コラボレーション(他技術や各種デバイスとの連携)

 

また、メリットとデメリットについては
以下の通りです。

 

メリット

・部分的に既存システムの良い部分を踏襲、維持するので
 開発工数が低減でき、業務に与える影響を少なくできる。

・開発コストが分散でき、予算取りがしやすい。

・3段階に分けて進めていくことで、軌道修正がしやすく
 大きな手戻りなどのリスクを回避できる。

 

デメリット

・パッケージ商品などと比較すると割高な費用になる。

・幅広い知識や技術、経験がないとプロジェクトが頓挫する場合がある。

 

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

10年以上前に構築した既存システムは
この先の10年はきっと耐えられず、様々なリスクの塊となってしまいます。

つまり、ハードウェア、ソフトウェアとも
メーカーのサポートが受けられなくなったり、
情報システム室の担当者やSIerの担当者が不在となると、
古い技術で運用されているシステム自体が
ブラックボックス化し、誰も手出しできなくなってしまいます。

また、無理くりモノやヒトを投入し、メンテナンスしたとしても
システムの現状維持だけで、高いコストが必要になると予測できます。

 

同じ高いコストをかけるのであれば、
「次世代のためのシステム」に投資をされたほうが
未来は明るいのではないでしょうか。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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