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「MESH」でIoTを気軽に体感してみては?

「MESH」でIoTを気軽に体感してみては? | ネットワーク

 

みなさんは「MESH(メッシュ)」を知っていますか?

私たちも”IoT”を学ぶ手段の一つとして、
「MESH」を使って、遊びながら学んでいます。

 

MESHとは

ソニーが開発した「MESHタグ(IoTセンサー)」と
MESHアプリ(ビジネスフロー作成アプリ)」から構成され
Make(作って)、Experience/Enjoy(体験して・楽しんで)、SHare(シェアしよう)
また、メッシュ(網)のように色々なものを繋いでいくという意味が
「MESH」には込められているそうです。

 

MESHタグの種類

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人感タグ
人の動きを感知し、スイッチとして使用できます。
タグの感知エリア内で動きを感知すると、何かアクションを起こす
家の中に人がいるかいないかをチェックする
ある特定の場所を通過した人数をカウントする
等の使い方ができます。

動きタグ
タグ自体の動きを感知します。
タグの動き、例えば
「振られる」「ひっくり返えされる」「向きが変えられる」
等の動きも感知し、アプリに伝えることができます。

明るさタグ
まわりの明るさの変化を感知し、スイッチとして使用できます。
機能の応用として、タグの前に近接物があるかないか、
感知エリアが塞がれているかいないか等のチェックができます。

温度・湿度タグ
温度、湿度の変化を感知します。
温度、湿度が変化したことを、アプリに伝えたり
数値の範囲を決めておけば、範囲内/外の判断もできます。

LEDタグ
いろいろな色に光らせることができます。
点滅も可能で、点滅パターンを決めることもできます。
アプリから指示を受け、ライトを消すことも可能です。

ボタンタグ
ボタン機能を持ち、
「1回押し」「2連続押し」「長押し」を判断し、
アプリに伝えることができます。

GPIOタグ
拡張機器を接続するためのタグ。
例えば、「市販のモーター」やその他の「センサー」をつなぐことで
アイデアや機能をさらに拡張することができます。
「デジタル入力」「デジタル出力」「アナログ入力」「アナログ出力」
「電源出力」等も可能です。

 

MESHアプリ

mesh_appli

 

WindowsやiPad、iPhone用のダウンロードアプリが
無償で提供されています。
開発するときも、
直観的にプログラミング(ビジュアルプログラミング)できるので
基本的にはコーディングは不要です。

キャンバス」と呼ばれる画面のなかで、
ドラッグアンドドロップ等で「レシピ」(プログラム)を作っていきます。

様々なビジネスフローを簡単に設計することができます。

 

カスタムタグ

カメラタグ
スマフォのカメラを利用し、写真撮影が可能

スピーカータグ
スマフォのマイクをスピーカーとして利用可能

通知タグ
スマートフォンに通知メッセージが可能

ミュージックタグ
タブレットやスマートフォンの音楽機能やストリーミング機能を用いて、
ミュージックを再生することができます。

 

ロジック管理

ANDタグ
2つの信号を同時に受け取ったとき、次のプロセスを起動する。

タイマータグ
一定時間待つ、指定した時刻などプロセス処理スタートする。

スイッチタグ
プロセスのルートを定期的に変更する。

カウンタータグ
プロセス回数のカウントする。

 

外部連携タグ

メール送信&受信タグ
Gmailでメールを送信したり、
メールを受信したときにプロセスをスタートさせることも可能です。

IFTTT(イフト)タグ
IFTTT(イフト)連携、例えば
LINE(ライン)、Facebook(フェイスブック)、
Twitter(ツイッター)、Instagram(インスタ)連携などが可能です。

他にも、Googleの「G-Suite」のカレンダーやスプレッドシートなど
クラウドとの連携や、基幹系システムとの連携も可能です。

 

MESHプロジェクトの活用例

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会議室の利用効率化
オフィス内在籍確認
会議室、トイレ等空き状況確認
簡易受付、情報案内
通行人調査
照明/エアコン消忘れ確認

等々の「あったらいいな」を実現できます。

 

まとめ

とてもシンプルなツールでありながら、
IoTを気軽に、遊びながら、楽しく学べる・・それがMESHです。

しかし、遊びの域だけにとどまらず
使い方によっては、ビジネスユースにも十分耐えられそうです。
また、発想次第では様々なことができそうで
ワクワクした気持ちにもなれますね。

IoTとはどんなもので、どんなことができるのか検証するため
また、社内外での小さなIoTプロジェクトを開発するのに
是非「MESH」を使ってみてはいかがでしょうか。

IoTによって得られたBigDATAを、AIで解析することで
現状を分析し、未来の予測や改善に役立てることが
今後、急速に広まっていく予感がしています。

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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