Accessはもう古い? いえ、現場ではまだまだ主力です
Microsoft Accessは1992年の登場以来、個人や中小企業、さらには大規模な組織部門単位でも活用されてきた、実績あるデータベースソリューションです。
近年ではクラウド型データベースやノーコード開発、SaaS型業務アプリケーションが登場していますが、実際の現場では今なおAccessが主力として活躍しています。
今なお現場でAccessが主力である5つの理由
中小企業にとっての導入コストの低さ
Accessはサーバーや特別なインフラの構築を必要とせず、ネットワークやITインフラに詳しくない担当者でも、業務に合ったデータベースをすぐに構築できます。
この「手軽さ」こそが、現場で重宝される大きな理由です。
柔軟なカスタマイズ性
現場ごとの細かな要望や業務フローに合わせて柔軟にカスタマイズできるため、「現場のアイデアがすぐに業務システムになる」と高く評価されています。
既存資産の活用
多くの企業や組織では、長年にわたりAccessで構築された業務システムが今も稼働しています。
これらは業務に深く根付いており、安易に新しいシステムへ移行することはリスクやコストが大きいのが現実です。
Accessは、こうしたレガシー資産の維持・拡張にも最適な選択肢です。
オフラインでも利用可能
Accessはローカル環境で完結するため、ネットワーク障害発生時や接続制限下でも業務を継続できます。
工場・倉庫・現場作業など、インターネット環境が整備しづらい場所で特に強みを発揮します。
コストパフォーマンスの高さ
「大規模システムを導入するほどではないが、Excelより高度なデータ管理をしたい」
──そんなニーズにぴったりのツールです。
現場での活用事例
Accessは多様な現場で活躍しています。 例えば、以下のような事例があります。
- 空調機器販売:空調機器の販売管理、在庫管理システムとして
- 建設設備工事:工事案件の管理、積算管理のシステムとして
- 包装資材製造:生産ラインの日報管理システムとして
- 中古車自動車販売:売上管理、顧客情報の管理システムとして
いずれのケースでも、「現場の要望をすばやく形にできる」「必要な時にすぐ改修できる」というAccessの柔軟性が評価されています。
Accessに関するお問合せが増えています
システムクリエートには、Accessに関するご相談が多く寄せられています。
主なご相談内容は以下の通りです。
- 作成した担当者の退職や、現行業者の高齢化による今後のサポート体制への不安
- 逐次改修はしているものの、抜本的な刷新には至らず動作が重い
- システムをアップグレードしたいが、大幅な予算はかけられない
Accessは決して時代遅れのツールではありません。
現役の業務ツールとしてだけでなく、新システムやクラウド型サービスへの移行への橋渡し的な存在としても有効です。
システムクリエートでは、Accessの改修・保守に関する豊富なノウハウを持っています。
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