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FileMakerとは?使い方や4th Dimensionとの違いを解説

FileMakerとは?使い方や4th Dimensionとの違いを解説 | ビジネス

 

前回、「4th Dimension(4D)」の記事を書いたところ

「もう少し詳しく知りたい」「4Dでどんな開発ができるのか?」
「4DとFileMakerは何が違うの?」

などのご意見をいただきましたので、今回は、4DとFileMakerを比較し
そのメリットとデメリットを簡単に紹介したいと思います。

 

 

今までのシステム開発との違い

4DもFileMakerも「高速開発(RAD)ツール」であるため、短期間でシステム開発ができ、「工数の削減」が期待できます。
また、「高速開発」が可能なので「※アジャイル」的な開発手法に向いています。

※”アジャイルソフトウェア開発 (agile software development) は、
ソフトウェア工学において迅速かつ適応的に
ソフトウェア開発を行う軽量な開発手法群の総称である。”

【Wikipedia アジャイルソフトウェア開発】

 

 

FileMakerのメリット

・初心者にたいして敷居が低く、簡単に綺麗なUIのデータベース・システムが作れる
iPad、iPhoneなどスマートデバイスへの展開が簡単。(ワンコード・マルチデバイス:他の技術や他言語によるコーディングが不要であり、PC以外のデバイスにも容易に展開できる。)
・「情報共有型」のソリューションを始め、小~中規模のシステム開発に最適である。

 

FileMakerのデメリット

・プログラミングベースでの細かいデータ操作に弱い面がある。
・データベースのポテンシャルが、「SQLサーバ」や「Oracle」ほどではない。
・大規模な「ウォーターフォール型」開発では、利点を発揮しにくい。

 

 

4Dのメリット

開発・運用環境が統合されている。(バージョン管理がしやすく、保守・メンテのコスト削減が期待できる。)
・MS Accessの手軽さで開発でき、MS SQLサーバ並みのデータベース・ポテンシャルを持っている。(中規模以上のシステム開発に適している。)
・社内で技術者を育てられれば、内製化」の強力なツールとなる。
少人数(1~2名)の開発者で一つのシステムを構築できる。

 

4Dのデメリット

・「4D言語」という独自の言語を改めて学ぶ必要がある。(4D開発者によれば「非常に効率の良い開発言語」と認識されています。)
・日本国内で、4Dの開発者の人数が他技術(Microsoft系やapple系)の開発者よりも少ない。(「4D Japan」に相談すれば、技術者の紹介が受けられる。)
・知名度が低い(プロモーションにそれほど力を入れておらず、関連書籍等も多くない)ため開発者が育ちにくい。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

4DとFileMakerについて、ざっくりとまとめてみると、、

小~中規模なデータベース開発は、4DでもFileMaker でもOK。
中規模以上のシステムや、実装内容が複雑な(プログラミングのウエイトが高い)場合は4D。
マルチデバイス(iPad、iPhoneなど)対応やWeb展開を簡単に行いたいのであればFileMaker。
「内製化(支援)」や「高速開発」は、4DでもFileMaker でもOK。

というような感じになるかと思います。

 
ファイルメーカーも4Dも、優れた「高速開発ツール」です。

今後もますます増えるであろうお客様のシステム開発のニーズとして、
早く」「安く」「使える」がさらに際立ってくると思われますが、
ファイルメーカーや4Dを使った「アジャイル開発」であれば
そのようなお客様ニーズの実現は可能でしょう。

また、システム開発の選択肢についても
「外注」「内製」だけではなく、
内製化支援」や「協同開発」など
今まで一般的ではなかったサービス形態を選択したり
または、それらをかけ合わせる(ハイブリッド化する)ことで、
お客様の満足度が向上したり、
新たなビジネスモデルがうまれたりするでしょう。

そのような中で、お客様と
”共存共栄”できるのが私たちの願いです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 
「システム/ソフト開発」「業務改善」「内製化支援」
「FileMaker/4Dによるアジャイル開発」等に関する
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【当社では主に、東海圏(愛知、岐阜、三重、静岡)と、
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https://www.syscr.co.jp/news/p2099/

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